| 会社名 | 株式会社ニッケーコー |
|---|---|
| 住所 | 〒421-0111 静岡県静岡市駿河区丸子新田192番地の1 |
| 電話番号 | 054-201-2018 |
株式会社ニッケーコーは「オールウェザーハウス」を主力製品として製造・販売・施工を行う会社です。オールフェザーハウスには多くの想いが込められている他、幅広いニーズに応えられる製品をラインナップしています。本記事では、そんなニッケーコーとオールフェザーハウスについて、詳しく解説をします。
「オールウェザーハウス」に込められた想いとは
ニッケーコーが展開する「オールウェザーハウス」は、自然との共存や環境への配慮を重視した全天候型膜構造建築物です。その名称には、日本特有の四季に伴う厳しい気象条件の中でも作業や保管を支えたいという企業の思いが込められています。
ロゴに使われる赤・緑・青の3色は、太陽・植物・水を象徴し、地球環境の根源的要素を表現しているのです。これらの自然要素が織り成す気候変化は、ときに人々の生活や作業環境に大きな影響を与えます。
しかし、オールウェザーハウスはそうした環境に左右されず、利用者の商品を守り、快適な作業環境を提供することを目的としています。
オールフェザーハウスの特長
また、オールフェザーハウスは環境面での利点も多く備えています。淡色膜の屋根は透光性に優れ、日中の照明が不要となることで電気代を削減し、省エネルギー化に貢献します。
構造は鉄骨と膜材を組み合わせたシンプルなものであるため、建設や解体に伴う廃棄物が少なく、移設して再利用することも可能です。結果として省資源化が進み、持続可能な社会づくりにもつながります。
さらに、建築基準法など関連法令に適合しており、最大3,000㎡までの建築が可能です。堅牢さを兼ね備えつつもシンプルな設計により補修が容易で、メンテナンス費用を軽減できます。加えて、短工期での施工や簡単な移設・解体が実現できることから、柔軟な運用が可能です。
幅広い製品をラインナップ
ニッケーコーが展開するオールウェザーハウスシリーズには、「森」「風」「光」「波」と名付けられた多彩な製品ラインがあります。それぞれ用途や特徴が異なり、倉庫・作業場から商業施設まで幅広いニーズに応えています。
森
まず「森」は、倉庫や作業場として利用される製品です。厳しい気象条件から大切な荷物や商品を守る堅牢性を持ちながら、従来建築に比べ低コストを実現しています。
用途に応じたプラン提案や多彩なオプションに対応しており、積雪地域向けには耐荷重基準を満たした仕様も用意されています。シンプルな構造のため解体や移設が容易で、省資源対策にも貢献可能です。
膜材は耐久性・防水性・防炎性を兼ね備えており、さらに採光性や光触媒による防汚機能により、昼間の照明コスト削減や快適な作業環境の維持が可能です。
風
「風」は屋根や荷捌場を中心に設計されており、品質保全と作業環境の改善を目的としています。すべてオーダーメイドで設計され、軽量構造により中間柱を必要とせず大スパンを実現します。
コストパフォーマンスに優れ、側面壁やカーテンなどのオプションを組み合わせることで、作業場やスポーツ施設、畜舎など多様な用途に活用可能です。
光
「光」は可動式タイプで、手動・電動によるスライドや伸縮が可能です。荷物の搬出入は前後だけでなく側面や上方からも行え、重量物や長尺物も効率的に取り扱えます。小型タイプは屋内にも設置可能で、簡易的な間仕切りとしても利用できる柔軟性を備えています。
波
最後に「波」は商業施設向けの製品で、膜材特有の柔らかな曲線と採光性により、やすらぎと賑わいを演出します。デザイン性の高さに加え、施工実績を基にした提案力を持ち、商業施設の屋根や通路、スポーツ施設などで高い視覚効果を発揮します。
動線上に屋根を設置することで、悪天候時でも集客効果を高める点も特徴です。
アフターサービスの充実度もポイント
ニッケーコーでは、同社が提供する膜構造建築物「オールウェザーハウス」をより長く安心して利用してもらうため、独自のアフターサービスとして「外装膜診断サービス」を実施しています。オールウェザーハウスは堅牢で耐久性に優れた建築物ですが、設置環境や気候条件によっては年数の経過とともに劣化が進行します。
とくに日照時間や紫外線の影響、周辺環境の違いなどによって膜材の残存強度は少しずつ低下していくため、定期的な点検と診断が重要です。外装膜診断サービスでは、専門の有資格者が現場で膜の表面状態を直接確認し、適切な張替えやメンテナンスの目安を提案します。診断の流れは大きく4つのステップに分かれています。
まず「点検」では、(一社)日本膜構造協会に登録している資格を持つスタッフが無償で確認作業を実施します。次に「状態確認」として、超高性能カメラを用いて膜の表面を撮影し、その劣化状況を利用者自身に可視化して説明します。
そのうえで「ご提案」として、劣化が著しい場合には膜材の張替えなど適切な対応策を提示するのです。最後に「報告書」を作成・提出し、診断結果を明文化することで、今後の補修計画や張替え費用の予算申請にも活用できるよう配慮されています。
まとめ
株式会社ニッケーコーは、全天候型膜構造建築物「オールウェザーハウス」を中心に製造・販売・施工を手がける企業です。「森」「風」「光」「波」と名付けられた多彩な製品ラインは、倉庫や作業場、商業施設、スポーツ施設など幅広い用途に対応し、耐久性や省資源性、コストパフォーマンスに優れています。透光性や防汚機能を備えた膜材により、照明コスト削減や快適な作業環境も実現可能です。また、アフターサービスとして外装膜診断サービスを提供しており、専門スタッフによる点検・状態確認・提案・報告書作成を通じて、長期的な安全性とメンテナンス計画をサポートしています。環境配慮と利便性を兼ね備えた信頼性の高い建築物として、多くの利用者に評価されています。